2011年2月5日土曜日

ICN: Incheon International Airport, Seoul その3


乗り換えなどで時間がある場合に、ゆっくりと過ごすことが出来るようにと考えたセクションが、ターミナル内の一階上がった部分に(4階となります)設置されています。この写真はその案内板。喫茶店、マッサージ、有料ラウンジ、無料のコンピュータ、一番奥にはホテルもあります。時間があったのでのぞいてみましたが、それほど活用されているとは思えないけれど、そこそこにお客さんの姿がありました。例えばアムステルダムなんかのトランジットと比較すると、活気にかける。もしかしたらその分、乗り継ぎ待合時間が短いのかも知れませんが。ヨーロッパの空港では、例えばアフリカから着いて、アジア行きにほぼ半日待たされるとか、逆の方向では丸一日待たされることもありますから、その分トランジット需要が大きいのかも知れません。


そんなトランジットエリアで注目したのは、上の案内板で一番左端に記された祈りの部屋。日本ではあり得ませんが、世界各地の国際空港では、各宗教に対応した祈りの部屋があることは珍しくありません。写真のように、ここではキリスト教会風の祈りの部屋となっていますが、もちろん中東ではイスラム教の祈りの部屋が用意されているのはいうまでもありません。仁川のこの部屋はイスラム教の祈りのために、方角がしっかりと掲示されていました。



祭壇などは特にはなく、静かなひとときを座って過ごすのにはそれなりに有効な部屋かと思いました。下の写真はこの4階のエリア入り口にあるカフェテリアです。ちなみに、カメラの後ろには下のメインの通りから上がってくるエスカレーターがあり、左手には渡り廊下を渡って、大韓航空のビジネスクラスラウンジが存在しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿