2012年4月30日月曜日

DXB:Dubai International Airport、その1


2012年1月にインドのニューデリーへ出かける際に、成田からエミレーツ航空を利用してドバイ経由となりました。そういうわけで久しぶりのドバイ。確か前回は2006年にガーナへ出かけた時。その時は帰りの便で丸一日の待ち時間があり、いったん入国してドバイの町を見て回ったことがあります。でもとにかく暑くて、ほとんどの時間をクーラーが効いた巨大ショッピングセンターの中にいた記憶が。


そのときは、ターミナルビルはなにやら巨大な真四角の空間のような記憶があったのですが、今回は全く違いました。2008年に新しくできたターミナル3に到着。今流行の丸みを帯びたデザインのようです。


到着階から出発階へは、上に上がるエスカレーターの場所でサインがなくちょっと迷いましたが、それほど難しくもなく到着。すると保安検査を通過した目の前に乗り換えの案内ディスプレイが。かなり多くの人が写真を撮影していました。


到着は明け方にもかかわらず免税店は大盛況。ターミナル3のビルは葉巻のような形になっていました。スターバックスをはじめとしたカフェや食事をできる場所もたくさんあり、乗り換えの時間つぶしにはそれほど困らないターミナルです。以前は名古屋から飛んでいたのですが、現在は成田へ移動。夜遅くに日本を出る便が多いので、特にアフリカへ出かける時は便利な時間帯なのですが。

2012年4月25日水曜日

DEL: Indira Gandhi International Airport , その2


というわけでニュー・デリー国際空港をもう少し。これは今回利用したエミレーツ航空の搭乗券。そうです。今回は、成田からドバイへ行き、ドバイからニュー・デリーに戻ったのであります。いろいろと比較したら、これが一番安かったので。ドバイも久しぶりだったのですが、こちらもターミナルが新しくなっていてびっくり。それはまた後ほど。で問題はこの搭乗券に押されている判子。イミグレとセキュリティーの判子です。これがないと乗れません。搭乗券はまだしも、手荷物も、チェックインのトキに航空会社のタグをもらって、それに同じ判子を押してもらわないと乗れなかったように思います。この点は昔と一緒。


というわけで、セキュリティーとイミグレを通過したあとに待っている免税店の案内表示。この曲がりくねった(下の黄色)通路を通り、免税店の中を抜けていかねばゲートにたどり着きません。いやしかし一昔前のターミナル2(現在は使用停止と聞きました)のときは、本当に何もなかったので、その意味ではすばらしい発展です。


というわけで、これが免税店を抜けたあと、後ろをふり返るとこんな風に。右側背後に階段があり、航空会社ラウンジが二階に。そして左側背後の売店後ろに階段があり、二階にはファストフードなどのフードコートがあります。


というわけで、2階のフードコート。マックなどもあり、ゆっくりと過ごすことが可能。ここからゲートまでは歩いてまだ数分かかります。前回の記事の写真に、ゲートへ至る地図表示がありましたが、結構細長いゲートのピアなので歩くと時間がかかります。ゲートに入る前にはトランジットホテルの入り口も。


というわけで、最後にこの写真を。預ける手荷物をラップしてしまう装置です。チェックインロビーの玄関近く、コーヒースタンドのすぐ後ろにありました。こうすれば途中で盗まれはしない。しかしチェックインしたあとで、X線検査かないかで引っかかってあけろと言われたら大変だろうなとか、到着して税関であけろと言われたら、それなりに大事だろうななどと想像してしまいます。
なお入国審査など到着時の写真は撮れませんが、以前と比べて入国審査場も開放的な作りとなり、それなりに雰囲気が明るく変わっておりますが、働かれるインドの役人の方々のとても慎重かつとりわけ丁寧な働きぶりは変わっておりません。

2012年4月19日木曜日

DEL: Indira Gandhi International Airport , その1


インドの首都ニューデリーの空港はインディラ・ガンジー国際空港です。2012年の1月に、久しぶりにニュー・デリーに出かける用事がありました。インド出張自体が2005年以来のことですが、そのときはカルカッタ方面だったので、ニュー・デリーは10年ぶりくらいのことになりました。写真は国際線出発フロアーにある、インドと言えばのインド象の像。


前回の時の記憶では、ニュー・デリーの空港ターミナルは、これが首都の空港かと思わせるくらい小さくて貧弱(失礼)でした。特にその頃何度も行ったボンベイに比べて、その小ささは際立っていました。殊に、チェックインを済ませて保安検査場を通過すると、待合室にはとにかく何もない。滞在時間をなるべく短くしたいというイメージしかありませんでした。


ところが、ニュー・デリーは生まれ変わっておったのですね。2010年の英連邦競技会(Commonwealth Games)という、イギリスを中心とした旧植民地の連邦のいわばオリンピックです。これにあわせて新しい滑走路が加わり3本になって、ターミナルも新たに建築されたのだそうです。かつてはかつては国内線と国際線は、はるかに離れたところにありましたが、現在のターミナル3には国内と国際の両方が設置されています。かつての国際線(ターミナル2)は使用されていないとのことでした。以前の国内線ターミナルがどうなっているかは聞きそびれました。


しかも空港から市内中心部まで、鉄道が通ったのです。いやはやびっくり。さすが経済成長著しいインドであります。これは外から見ただけで、どんな電車かまだみることができていません。

NGO: Chubu Centrair Airport, その6


中部国際空港(セントレア)と言えば、ボーイング社の新鋭機787の製造と深い関係にあるのはよく知られています。先日も、この月産10機体制を確保するために、空港内に部品搬送のための施設を設置することが発表されていました。ドリームリフター・オペレーションズ・センターと言うそうです。そして今回はそのドリームリフター。3月21日に乗り継ぎでちょっと立ち寄ったセントレアでしたが、展望デッキへ出てみると丁度部品の積み込み作業中でした。


船でセントレアへ運ばれてきた部品は、トレーラーでハンドリングのエリアに運ばれ、特製なのだろうと思いますがラージ・カーゴ・ローダーでドリームリフターまで。今回の会社からのプレスリリースで、機体の後ろの口を開けるために専用のモバイル・テイル・サポートという車輌があることも知りました。下の写真の開いた口の下に見える黄色の車輌がそれです。


今回運ばれたのは、787の主翼と胴体の部品だと思われます。ドリームリフターは何ともいえない見た目ですけれど、747を改造した機体だと言うことで、遠くからみるとそうでもないのですが実際にはかなり大型の荷物が搭載できるのだろうと思います。セントレアには787の定期便就航はまだない模様ですが、ドリームリフターが飛んでくるのは日本ではここだけです。