タンザニアの名もない村の『空港』です。マサイ族の住む一帯には公共交通網もなければ道路網もないため、ドクターを乗せたセスナ機が定期的に巡回しての医療システムが存在します。カトリック教会が運営しているこのセスナ機に一度だけ乗せてもらったことがあります。2008年の夏のことでした。
セスナはマイクロソフトのフライトシミュレーターに出てくるあのセスナです。操縦席を見た時には、妙な懐かしさを感じてしまいました。飛行は地図とナビが頼りです。パイロットの目の良さにはビックリしましたが、何もないサバンナの中にまっすぐに伸びるただの道路のような滑走路に、ぴったりと合わせて降りていくのには感動しました。
感染症の患者が多く、ほとんどの患者な子どもたちです。集まってきたお母さんたちを相手に、さまざまな啓発も行います。中には怪我の治療を求めてくる青年も。ドクターはその場でちょっとした外科的治療も行っていました。
2010年1月30日土曜日
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