2011年12月17日土曜日
NGO: Chubu Centrair Airport, その5
珍しくバンコクへ出かけるのに中部空港セントレアに来ました。スポットにはボーイング787の部品を運ぶドリームライナーが飛来中。昼の暇な時間を過ぎて2時頃から国際線のスポットも埋まり始めています。
さて、(最初の投稿の段階では写真がアップできないので申し訳ないが)、マイレージのおかげで初めてセントレアの国際線側スターアライアンスのラウンジに足を踏み入れました。ラウンジはすべて出発フロアのイミグレを通過した後、ちょうど建物の曲がり角付近にあるエレベーターで一階下へ降りるとありました。スタアラ以外のラウンジもあるため、下へ降りるエレベーターは三台。たぶん到着して搭乗橋からイミグレへ向かう通路の裏側にあるのだろうと思いますが、何とも幅が狭い。どう見ても拡張する余地もなさそうですし、今のセントレアのスタアラ系国際線便数からいえばこの狭さでもかまわないのでしょう。成田空港第1ビル一階の国内線入り口前にあるラウンジの方がよっぽど広い気がしました。
加えてラウンジは西に面しているので、夕方はすさまじい西日が差し込み、せっかくの滑走路方面の眺望がカーテンで隠れてしまう。もったいないです。近頃はセントレア国際線にはあまり来ることもないので、珍しい体験をさせて頂きました。
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2011年11月3日木曜日
PUF:Pau Pyrenees Airport
フランス南部のスペインとの国境あたり、ピレネー山脈近くの山間に、カトリック教会の聖母マリア出現の聖地ルルドがあります。フランス国内線に乗ってパリから移動してくると、そのルルドの玄関口になると思われるのがこのポーの空港です。ルルドの町からはバズで1時間ほどの距離。2,500メートル滑走路一本の、山間の小さな空港です。滑走路の両端に航空機が転回するスペースが設けられている滑走路の構造です。
それほど多くの定期便があるようには見受けられませんが、今回パリからはエールフランスのエアバスA319便ですから、それなりの乗客数を見込んでいると言うことでしょう。今回訪れた10月はすでに秋も深まり、カトリックの巡礼者もそれほど多くはないシーズンです。ルルドはやはり5月くらいから夏にかけて多くの巡礼者が訪れますから、その頃には大賑わいになるのかも知れません。いずれにしろ、ルルドにしてもこのポーにしても、フランスのこのあたりの美しいこと。もう一度是非ゆっくりと訪れたい地域です。到着階(1階)にある到着と出発の表示板がこれまたいかにもフランスらしいカラフルなすてきなモノですが、これを見る限り、パリのオルリ空港とCDG空港、そしてリヨン便がある模様です。
ターミナルはさすがフランスだけあってとても美しいデザインと内装です。一階が到着、中央のエレベーターやエスカレーターで上がると二階がチェックインと出発。チェックインカウンター前には、いまやどこの空港にもみられるようになった自動チェックイン機が並びます。そのすぐ横がセキュリティ-。小さな空港なので、移動距離は最小限です。
搭乗ゲートも一つ。待合室からみると、到着機はターミナルビルに横付けになるような形でスポットに入ります。そこに搭乗橋がつく形です。そのままプッシュバックせずに前進で出発かと思ったのですが、やはりプッシュバックしての出発でした。
待合室内には出発便があるときだけ開くお土産物屋とカフェスタンドがあります。それほど多くの土産物があるわけではないのですが、最後の最後に忘れないように何かを買うには好都合の小ささかも知れません。
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2011年10月11日火曜日
HND: 東京国際空港、羽田、その2
先日、所用のためバンコクへ出かけなくてはならず、しかもスケジュールが非常にタイトだったので、初めて羽田から出る深夜便を利用してみました。これがまず便利この上ない。というわけで、羽田の国際線ターミナル。
実は、昨年11月にもソウル便(金浦空港)を利用したので、羽田の国際線は二回目です。前回感心したのは、1階にあるクリニック。とても綺麗な作りで、しかも親切なスタッフ。風邪をひいて喉の痛みがあり、その翌日はソウルで講演というスケジュールだったので、さっと診察して薬をいただけたのには本当に助かりました。ただ、まだこのあたりの構造がよくわかってないのですが、たぶん地上階の自動車から降りての接続部分の込み入った構造のためだと思うのですが、モノレール駅からおりて、素直に1階までエレベーターで降りたら、どこをみてもクリニックがない。いろいろ聞いて回り、再び上に行って違うエレベーターで降りてやっとたどり着きました。もう少しわかりやすくても良いかと。
モノレールから直結で、確かに利便性はあります。チェックインカウンターあたりの雰囲気は、セントレアとそっくりです。上の写真、正面右手の通路の先がモノレール駅で、左手窓の外に、うっすらとモノレールが見えています。この写真を撮っているあたりはショッピング街になっていて、有名な江戸情緒を漂わせた店が並んでいます。
でも私にとって一番おもしろかったのは、このレーシングカーのセクション。みていて飽きません。プラネタリウムは、結構予約でいっぱいで、入ることはできませんでした。
バンコク行きの深夜便は私が日頃利用する全日空もタイ航空も、ほぼ真夜中過ぎの出発で、これだと日中、新潟で仕事をしても十分に最終近い新幹線で間に合います。そしてバンコク到着が朝の5時頃。この時間だと、日中は長蛇の列のバンコクの入国審査もあっという間。(もっとも空いているブースは少ないが)ただし、帰りの便が深夜バンコク発で早朝に羽田到着ならなおさら都合が良いのですが、その設定はなく、結局帰りはタイ航空の深夜便で成田へ戻りました。それでも羽田発深夜便ができたのは、便利です。写真は国際線ターミナルから見た日本航空用の国内線ターミナル、ビッグバードです。新しい管制塔は真ん中です。
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NGO: Chubu Centrair Airport, その4
近頃更新が滞っていて申し訳ありません。とはいえどれほどの方が訪れてくださるかは、下のカウンターで明らかで、それほど多くはないのですが、しかし訪れてくださる方がいるので感謝します。
さて更新というわけではありませんが、今朝ほど名古屋から新潟へ飛んだ際に、中部国際空港でちょっと気がついたことを。
先月来たときにも気になってたのですが、国内線の待合ロビー内で、設置されていたテレビがかなり姿を消していました。今朝ほど同じように、新潟便はいつものバスゲートですから、通過順路が限定されますが、通り過ぎたら、前回気がついた二カ所のうち、一カ所でテレビが復活してました。
復活していたのは上の一枚。バスゲート101,102,103へ向かう途中、ターミナルがT字になっている曲がり角あたりにあるANAの売店裏。ここは眺めもよく、テーブル席もあり、マッサージチェアーもあって、結構人が滞留するところです。ここからテレビが消えたのには驚きましたが、売店の方によれば半年ほどを経過して復活したとのこと。ここは必要でしょう。
そして下の写真は、そのバスゲートの前のロビー。この左方面の柱の前にも以前はテレビがあったのですが、これは消えたまま。中部国際空港は、保安検査を通過してしまうと飲食店系がほとんど無いため、結構バスゲート前でも長時間過ごす人がおります。ここにテレビは必要でしょう。特に朝の時間帯、保安検査が長蛇の列になるので早めに中に入ってしまう乗客も多く、中ですることもなくテレビでも見るかとなる確率はかなり高いと思います。
あまり飛行機とは関係ない話でした。
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2011年8月14日日曜日
BKK: Suvarnabhumi Airport その4
8月の始めに会議でバンコクへ出かける機会がありました。スワンナプーム空港とバンコク都心部を結ぶ鉄道は昨年2010年12月に正式に開通したと言うことで、できれば乗ってみたいと思っていました。残念ながら運行時間が朝6時から深夜12時まで。羽田発のタイ航空深夜便で出かけたので、バンコク到着はなんと早朝4時過ぎ。仕方がないので行きはいつものようにタクシー。ところが翌日の帰りは夕方になって大雨に。こうなるとタクシーを捕まえるのは至難の業。そこで、会議場から歩いて少々のところにあるBTS高架鉄道アリー駅からパヤタイ駅へ。ここで乗り換えて空港鉄道エアポート・レイル・リンクに乗って空港へ直行しました。
BTSのパヤタイ駅からエアポーロ・レイル・リンクのパヤタイ駅までは、鉄道高架下に設けられた歩道で雨に濡れずに移動が可能。この駅から空港まではノンストップで直行。普段は150バーツらしいのですが、現在はプロモーションで90バーツ、すなわち270円ほど。途中のマッカサン駅からも空港直行便が出ているとのことです。券売機は仕えず、窓口でこの写真のチケットを買います。
ドイツのシーメンス製という車輌はBTSなどと同じで非常に良くできていました。30分弱の運行ですから、この程度の内装で十分です。
パヤタイ駅の乗り場は普通の鉄道駅でしたが、車輌のドアは横のスイッチを押していちいち自分で開く形式です。しかし空港の駅ではプラットホームにホームドアが設けられていました。空港駅は地下。多分荷物を引いて上がることを想定しているのでしょうが、やたらと長いフラットな動く歩道で、だらだらとターミナルを4階のチェックイン階まで上がらねばなりません。
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2011年7月28日木曜日
HAV:José Martí International Airport、その1
先日キューバまで出かける機会に恵まれました。キューバと言えばカリブ海に浮かぶ島国。カストロやチェ・ゲバラで知られる社会主義国。アメリカ合衆国に近く、様々な圧力に合いながらも、半世紀以上にわたり社会主義を貫いてきた国。どんなところなのかと、興味津々で出かけました。
貧しい国でした。それは間違いありません。平均の月収が3千円ほどだという話もガイドから聞きました。教育や医療は無料だが、やはり何らかの格差が生じていること。はたして人々は幸せなのか。観光旅行団からは、やはり人びとの現実は見えません。その昔アメリカから輸入した典型的なアメ車が、丁寧に使われていました。本当に大量に、そして自然に走っています。エンジンなどは換装されているようですが。
首都ハバナの国際空港はこじんまりとして使いやすい国際空港でした。国際線はターミナル3になるらしいのですが、到着が一階、出発が2階と分かれ、チェックインも多少の混乱はあったものの、整然と並んで、しかしゆっくりと行われていました。今回はアエロメヒコ航空で、メキシコシティー経由でした。キューバから出国する際には、ハバナで荷物は到着地までスルーチェックインができます。しかし乗り継ぎ便があっても、その搭乗券は出てきません。メキシコはアメリカと同じシステムなので、乗り継ぎの場合でスルーチェックインしてあっても、一度荷物を受け取り、税関を通過して、外へ出る前に右端にあるターンテーブルに再び自分でのせなくてはなりません。それを終えて、再び2階に上がり(メキシコシティー空港の)、チェックインカウンターで、残りの搭乗券を貰うことになります。
チェックイン後に空港税を払わなくてはなりません。25兌換ペソでしたか、それくらいは残しておかなくてはならない。外国人が使う兌換ペソと一般の方が使う人民ペソとの間には24倍ほどの開きがあります。つまり外国人は24倍高く買っていると言うこと。綺麗なシールを係が一枚一枚、台紙からはがして、搭乗券の裏に貼ってくれます。入国も出国も、イミグレの審査場は、かつてのソ連のような雰囲気。さすがに昔のモスクワのように電話ボックスみたいなところに閉じ込められることはありませんが、こちら側の扉はないものの、向こう側への扉は堅くロックされています。審査が終わると大げさな音が響いてロックが解除され、押して出ることができるしろもの。その前にあるセキュリティーも結構厳しいです。
搭乗待合室はそれほど広くはないが、それなりに免税店もあり、バーもあり、インターネット設備もあり、出発前にお土産くらいは購入できます。「モヒート」というカクテルを、おいしく数杯いただきました。
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2011年5月2日月曜日
KHV:Khabarovsk Novy Airport その1
極東ロシアの玄関口はいくつかありそうですが、ウラジオストックが外国人に開放されたのは近年ですし、バイカル湖半のイルクーツクはやっぱりちょっと遠いので、新潟空港から2時間弱のハバロフスクこそが、極東ロシアの玄関口にふさわしいと思います。
新潟からの定期便は、当初はアエロフロートだったそうですが、その後ハバロフスクをベースにするダリアビア航空に変わり、同航空が倒産したあとは、ウラジオストック航空が引き継いでいます。ちなみに長い間、新潟からの独占路線でしたが、成田便を飛ばすようになってから何となく成田シフトが進み、新潟便は冬スケジュールで運休となりかけていたのを、新潟県と新潟市の補助で復活。それが今回の大震災の影響で再び運休となっています。
ハバロフスクは日本から一番近いヨーロッパの町と言っても過言ではないと思います。その空港ターミナルも、以前はロシア人用と外国人用が別れており、その間にこの年代物のビルが建っていました。いまは区別がなくなっています。
ターミナルに搭乗橋はなく、すべて沖止めでバスの移動。以前は駐機スポットに入るまで恐ろしいほどの時間を要していましたが、近頃は改善された模様。入国審査は割と簡単に済みますが、荷物が出てくるまで恐ろしく時間がかかります。従って国際線から国内線への乗り継ぎがタイトな場合は、かなり焦らされることになります。国際線ターミナルから国内線ターミナルへは、横の移動ですが、それほどの距離ではありませんから、実際には15分も見れば大丈夫です。しかし、それに荷物の受け取りと、国内線チェックインの混乱が加わるので、時間の余裕を見ることは大切です。
到着時には、可能であればここで換金しておくことを勧めます。市内に入ると、思いの外、苦労させられますから。
出国時にはそれほどの苦労はありませんが、ターミナル入り口の保安検査を通り、それから中にある税関検査を抜け、(ここで見送りは終わり)、もう一度X線を通して、やっとチェックインカウンターです。その後もう一度、靴まで脱ぐセキュリティーがあって、待合所です。ちょっとした免税店がありますから、お酒やチョコレートくらいはここでも大丈夫でしょう。
空港内には、倒産したダリアビア航空の飛行機が、そのまま何十機もストアされています。
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2011年2月20日日曜日
NGO: Chubu Centrair Airport, その3
名古屋の中部空港に、2月1日からスカイマークが就航しています。名古屋から羽田便はいったい何年ぶりなのでしょう。札幌や、札幌への経由便で茨城、そして羽田へ飛ばし、しかも羽田は深夜便。確かに東京で会議があって、そのまま夕食になだれ込むと、どうしても夜10時が気にかかります。東京駅を最後に出る名古屋行きの新幹線は10時発。それに乗れば何とかその日のうちに、名古屋へ到着。しかしそのためには東京駅周辺で飲まなくてはならない。そんなときに22時55分羽田発のスカイマークは、助けになる、のかどうか。ちょっと定かではないです。
新幹線なら、例えば八重洲北口あたりの食堂街にいれば、21時50分くらいまで、粘ることができる。飛行機となると、どう見ても羽田に22時15分くらいには到着しておきたい。そうなると東京発はあまり変わらない。そうなると逆です。名古屋発のスカイマークは23時40分発。名古屋駅発最終の東京行き新幹線は22時10分。名古屋駅でこれに乗り遅れて、しまった、さあそれから名鉄で中部国際へ行けるのか。22時15分くらいに乗らないと微妙ですので、これもまたなあ。いずれにしろ、中部国際空港の出発ターミナル向かって右側、国内線の一番端っこにスカイマークのチェックインカウンターができていました。
そのすぐ目の前の渡り廊下をホール側に行くと、スターバックスがひっそりとあるのはご存じの通りです。
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2011年2月5日土曜日
AMS: Schiphol Airport, Amsterdam その4
仁川の祈りの部屋を書いて思い出しましたが、アムステルダムのスキポール空港のトランジットエリアにも祈りの部屋があります。まず上の写真はシェンゲン外の発着ラウンジにある免税店などが並んだエリアをそのひとつ上の階から撮影。このひとつ上の階には、ホテルがあったり、レストランがあったり、インターネット設備があったりします。上の写真、右手のバルコニーがインターネットエリア。コンピュータが設置され、時間単位有料で利用できます。その先右手にレストラン。正面がマックなんかもあるカフェテリア。左手のバルコニーは食事エリア。左手奥にマッサージ店があり、カメラの後ろはバーです。で、そこからビジネスクラスラウンジに向かうちょっと静まりかえった一角に、下のような祈りの部屋が設置されています。
全体がガラス張りのすてきなデザインです。「瞑想センター」と記されています。中に入ると左手に事務室。右手が礼拝所。定期的にチャプレンがやってくるようです。
ここは祭壇も用意されて、よりキリスト教的な雰囲気であるかも知れません。これまで何回か訪れましたが、結構利用率は高く、静かに瞑想する人や、イスラム教の祈りを捧げる人など、多くの人の姿をめにすることができます。この一角はこの裏手が洗面所。さらに仮眠エリアとなっているため、もともと薄暗くて静かなエリアです。斜め右にあったラウンジももっと奥へ移設されたので、人通りも少なくなっております。
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ICN: Incheon International Airport, Seoul その3
乗り換えなどで時間がある場合に、ゆっくりと過ごすことが出来るようにと考えたセクションが、ターミナル内の一階上がった部分に(4階となります)設置されています。この写真はその案内板。喫茶店、マッサージ、有料ラウンジ、無料のコンピュータ、一番奥にはホテルもあります。時間があったのでのぞいてみましたが、それほど活用されているとは思えないけれど、そこそこにお客さんの姿がありました。例えばアムステルダムなんかのトランジットと比較すると、活気にかける。もしかしたらその分、乗り継ぎ待合時間が短いのかも知れませんが。ヨーロッパの空港では、例えばアフリカから着いて、アジア行きにほぼ半日待たされるとか、逆の方向では丸一日待たされることもありますから、その分トランジット需要が大きいのかも知れません。
そんなトランジットエリアで注目したのは、上の案内板で一番左端に記された祈りの部屋。日本ではあり得ませんが、世界各地の国際空港では、各宗教に対応した祈りの部屋があることは珍しくありません。写真のように、ここではキリスト教会風の祈りの部屋となっていますが、もちろん中東ではイスラム教の祈りの部屋が用意されているのはいうまでもありません。仁川のこの部屋はイスラム教の祈りのために、方角がしっかりと掲示されていました。
祭壇などは特にはなく、静かなひとときを座って過ごすのにはそれなりに有効な部屋かと思いました。下の写真はこの4階のエリア入り口にあるカフェテリアです。ちなみに、カメラの後ろには下のメインの通りから上がってくるエスカレーターがあり、左手には渡り廊下を渡って、大韓航空のビジネスクラスラウンジが存在しています。
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ICN: IncheonInternational Airport, Seoul その2
チェックインを済ませ、セキュリティと出国審査を通過すると、その先はごらんのように天井も高く広々としたショッピング街となります。開港当初はこのフロアで食事をするところもありましたが、現在はワンフロア上がったところにレストランは移動。
コンコースの真ん中あたりには、これも増築後にできあがった、沖にある搭乗ゲートコンコースへ移動するための電車乗り場へおりる階段です。表示にあるとおりゲート101から132はここをおりて移動します。メインとなる大韓航空とアシアナは、すべて本館側のゲートで、この階段があるあたりから奥側がアシアナ、手前後ろ側が大韓航空です。表示を見るとわかるとおり、日本語も使われており、迷う心配はありません。
そして例えばですが、大韓航空側のピア-の先端にある搭乗口18番。下の写真はその近くにある最後のお土産屋さん。「冬のソナタ」というお菓子が売っておりました。
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2011年1月9日日曜日
ICN: Incheon International Airport, Seoul その1
韓国の首都ソウルの表玄関である仁川国際空港は、2001年の開港以来、発展を続けています。工事が続いていたアクセス鉄道も、これまでは仁川空港と金浦空港感だけでしたが、昨年末にソウル駅まで開通したとのことです。日本全国様々な空港から、大韓航空やアシアナ航空の直行便が飛んでいることから、ここを乗り換え拠点として世界中へ出かける人も多くいるハブ空港です。
開港当初は、弧を描いたターミナルに二本のピア-がつきだしている単純な構造で使い勝手が良かったのですが、その後増築を進め、現在はターミナル中央から離れたところにも搭乗棟が建設され2008年から供用されているとのこと。それに合わせて既存のターミナル内部も大きく改装が施されました。
チェックインロビーは、近頃良くある灰色系の冷たい感じの建物ですが、何となく暖かみのある色がそこここに利用されていて、安心感を与えてくれます。主に大韓航空とアシアナ航空の拠点ですから、チェックインロビーも基本的に左右で両社にわかれ手います。広々としていますが、この空港では日本語の表示も豊富にあり、日本人にとってもあまり迷うことのない便利さを備えています。
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2011年1月6日木曜日
MUC: München Franz Josef Strauß airport, その1
昨年12月に所用のためローマまで旅行。今回は初めてルフトハンザ航空を利用。行きは成田発フランクフルト経由ローマへ。これはA380に乗ってみたかった。帰りはローマ発ミュンヘン経由成田へ。ということで今回初めてフランクフルトとミュンヘンの両方で乗り継ぎました。
で結論から言えば、フランクフルトは大きくて結構わかりにくい。シェンゲンに入るためのパスポート審査ブースが少なく、かなり待たされることに。加えて案内図がわかりにくい。ところがミュンヘンは、これほど乗り換えがしやすいコンパクトな空港はないと思わせるほど使いやすい。乗り換えは到着ゲート階から階段で一つ上に。上がってみると広いロビーになっており、そこに出国審査ブースがたくさんあること。そのまま出発階の真ん中へ。わかりやすく、使いやすく、新しくてきれいな空港でした。ヨーロッパ各地の空港でセキュリティーを通過してくると、ミュンヘン乗り換えであらためてのセキュリティーはありません。ちょうどこの日は、前日にヨーロッパの大雪で各地への乗り継ぎが大混乱。ヨーロッパ内の便にはキャンセルも多発して、乗り継ぎの予約を取り直す長蛇の列がカウンターのところにできていました。
ルフトハンザ航空のカラーにきれいに統一されていて、わかりやすくきれいなターミナルです。実はこの日、前日のキャンセルの影響で成田行きのA340は満席。おかげでエコノミーからビジネスに堰が変更というラッキーなハプニングもありました。
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新年明けましておめでとうございます。今年も時間を見つけて、できれば月に一つくらいは、記事を付け加えていくよう努力いたします。
2008年にアフリカのスーダンを訪問する機会がありました。スーダンは北部と南部とで全く異なる様相の国家です。首都ハルツームのある北部はイスラム圏の国ですが、南部はキリスト教圏で、どちらかといえばウガンダに近い雰囲気です。南部は言葉も英語。訪問した際も入国査証はハルツーム政府ではなく、ジュバにある南部スーダン政府からのものでした。行きはそれでも旅客便で、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ空港からジュバまで。写真は帰りの便です。スーダン最南部のトリートの町からセスナでケニヤへ飛びました。
トリートにある空港は、どう見ても道路としか見えないエア・ストリップでした。パイロット以外に私たち客は4名。単発のセスナとはいえ、機内はなかなか広く、パイロットは私たちの体重を推し量りながら、座る場所を指定。私ひとりが一番後ろの席へ座り、間を1メートルくらい開けて、操縦席側に残りの皆さんが座りました。
こういったでこぼこの滑走路を走って離陸するときは、結構スリルがあります。
2008年にアフリカのスーダンを訪問する機会がありました。スーダンは北部と南部とで全く異なる様相の国家です。首都ハルツームのある北部はイスラム圏の国ですが、南部はキリスト教圏で、どちらかといえばウガンダに近い雰囲気です。南部は言葉も英語。訪問した際も入国査証はハルツーム政府ではなく、ジュバにある南部スーダン政府からのものでした。行きはそれでも旅客便で、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ空港からジュバまで。写真は帰りの便です。スーダン最南部のトリートの町からセスナでケニヤへ飛びました。
トリートにある空港は、どう見ても道路としか見えないエア・ストリップでした。パイロット以外に私たち客は4名。単発のセスナとはいえ、機内はなかなか広く、パイロットは私たちの体重を推し量りながら、座る場所を指定。私ひとりが一番後ろの席へ座り、間を1メートルくらい開けて、操縦席側に残りの皆さんが座りました。
こういったでこぼこの滑走路を走って離陸するときは、結構スリルがあります。
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