2010年10月14日木曜日

AMS: Schiphol Airport, Amsterdam その3



前回からだいぶ時間がたってしまいました。8月のアムステルダム・スキポール空港の続きをもう少し。ターミナルビルの屋上には、広々とした飛行機観察スポット、「パノラマ・テラス」があります。残念ながらトランジットなどでオランダに入国できないときには足を運ぶことができませんが、いったん入国している場合には、足を運ぶ価値があります。海外のいわゆるウォッチャーが、レシバーを耳に当てて、観察しまくっています。前回写真を掲載したチェックインロビーの1と2へ上がる階段のさらに上あたりに、屋上へ上がるエスカレーターと階段があります。ひとまず3階へ上がるとそこはカフェテリア。雨が降っているときにはこのカフェテリアの中から、飛行機を眺めることもできます。そのまま案内にしたがって外へ出ると、目の前に駐機している飛行機が現れます。



屋上はかなり広く、雨が降ったりした場合にもしっかりと屋根が用意されています。ハイネッケンの飾り物がいかにもオランダです。また屋上には、近年新しい設置物として、空港の様々な機能を紹介したり、空港の敷地内施設を紹介するパネルが設置されました。



時間があるときには、ここでゆっくりと飛行機を眺めるのが、特に天気が良ければですが、私は大好きです。下は航空灯火についての解説ですが、滑走路を示した解説パネルも興味深いものでした。残念ながらオランダ語だけの解説です。アムステルダムでは時に、このまま目的地まで滑走して移動するのかと思わされるくらい長時間、スポットから滑走路まで地上走行をすることがあります。実際に空港の航空写真を眺めると(もっともそんなことは簡単に家からもできるようになったのですが)、ああこれは時間がかかって当たり前だと、写真と実物を交互に眺めながら納得するのです。なんといっても一番新しい滑走路は、ターミナルからは全く見えないのですから。