2012年4月19日木曜日

NGO: Chubu Centrair Airport, その6


中部国際空港(セントレア)と言えば、ボーイング社の新鋭機787の製造と深い関係にあるのはよく知られています。先日も、この月産10機体制を確保するために、空港内に部品搬送のための施設を設置することが発表されていました。ドリームリフター・オペレーションズ・センターと言うそうです。そして今回はそのドリームリフター。3月21日に乗り継ぎでちょっと立ち寄ったセントレアでしたが、展望デッキへ出てみると丁度部品の積み込み作業中でした。


船でセントレアへ運ばれてきた部品は、トレーラーでハンドリングのエリアに運ばれ、特製なのだろうと思いますがラージ・カーゴ・ローダーでドリームリフターまで。今回の会社からのプレスリリースで、機体の後ろの口を開けるために専用のモバイル・テイル・サポートという車輌があることも知りました。下の写真の開いた口の下に見える黄色の車輌がそれです。


今回運ばれたのは、787の主翼と胴体の部品だと思われます。ドリームリフターは何ともいえない見た目ですけれど、747を改造した機体だと言うことで、遠くからみるとそうでもないのですが実際にはかなり大型の荷物が搭載できるのだろうと思います。セントレアには787の定期便就航はまだない模様ですが、ドリームリフターが飛んでくるのは日本ではここだけです。

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